75apartment.主な仕様・設備と保証プラン

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仕様・設備

  • クローゼット
  • ルームエアコン
  • シーリングファン
  • 3枚引き戸
  • トリプルガラス
  • システムキッチン
  • シャワー付洗面化粧台
  • 浴室暖房乾燥機
  • 追炊き機能
  • 温水洗浄便座
  • 無料Wi-Fi
  • ダウンライト
  • 室内物干し
  • 宅配BOX
  • ゴミ置き場
  • 防犯カメラ
  • 防犯砂利
  • エントランスオートロック
  • TVモニター付インターホン

物件により異なる場合があります

保証プラン

地盤建物保証

不同沈下の発生により建物に被害がでた場合、修復工事を行います。(建物のお引き渡しの翌日から20年間の保証)

初回満室保証

建物のお引き渡し時に空室があっても、全ての住戸において初回の入居がご成約になるまで、最大1年間で家賃を100%保証します。

家賃滞納保証

景気状況の悪化などから家賃の滞納や遅延が発生した場合でも、最長6ヶ月間100%家賃を保証します。

家賃保証
(サブリース契約)

75apartment.では、一般管理契約が原則ですが、土地所有者の管理契約においては、家賃保証(サブリース契約)のご案内もございます。詳細は、営業担当へお尋ねください。

NEWS

2025.11.10

不動産コラム

NEW!!

【地方都市の矛盾】新潟市は「土地は安い」のに「家賃が高い」のはなぜか?:高利回りが生む資本効率の妙

新潟市は、政令指定都市でありながら、土地価格が比較的安価なエリアが存在する一方で、特に中心部では賃料水準が高いという、一見矛盾した不動産市場の特徴を持っています。このユニークな構造は、都市の地理的・経済的な特性、そして人口動態の変化が生み出したものです。


 

🏡 新潟市の不動産市場:土地価格と賃料の「ねじれ」の構造

 

新潟市全体の不動産市場の状況は、土地の価格を決定する「マクロな視点」と、賃料を決定する「ミクロな視点」の組み合わせで理解できます。

 

1. 土地価格が比較的安価な背景(マクロな視点)

 

新潟市全体の土地価格が、他の大都市圏と比べて抑えられている主要な要因は、主に以下の2点です。

 

A. 広大な市域と郊外の地価低迷

 

新潟市は、広大な市域を持つ政令指定都市ですが、人口が集中する中央区や一部の再開発エリア(新潟駅周辺など)を除くと、郊外エリアでは人口減少や高齢化の進行が見られます。この郊外の地価が全体平均を押し下げる傾向にあります。

  • 「全体平均」:市全体で見ると、都市圏ほどの極端な地価高騰は起きていないため、相対的に「安価」と見られがちです。特に、全国的に見ても地方都市圏の土地価格は下落傾向にある中、新潟市もその影響を受けている側面があります。

 

B. 大都市圏との経済格差

 

東京や大阪などの三大都市圏と比較すると、新潟市の経済規模や企業の集積度は及びません。これは、オフィス需要や大規模商業施設の開発圧力に大きな差を生み、結果として土地の投機的な需要を抑え、価格が落ち着く要因となっています。

 

2. 賃料水準が高い背景(ミクロな視点)

 

一方で、特に中央区など利便性の高いエリアでは、賃料水準が高く維持されています。これは、賃貸物件に対する強い局所的な需要と、高い収益性に起因します。

 

A. 人口の「中心部集約」による需要集中

 

新潟市全体では人口減少が続いていますが、生活の利便性を求める人々が中心部(特に中央区)へ集中する「コンパクトシティ化」が進行しています。

  • 単身者の増加:特に単身者(学生や転勤者など)の増加が顕著で、彼らは「駅へのアクセス」「生活利便施設(スーパー、飲食店)への近さ」を重視します。このため、中心部のワンルーム・1K・1LDKといった単身者向け物件の需要が非常に高くなっています。

  • 高い稼働率:結果として、中心部の賃貸物件は稼働率(入居率)が非常に高く、空室リスクが低い状態が続いています。稼働率が高いということは、家賃を下げる必要がないため、賃料水準が高く保たれます。

 

B. 投資家にとっての「高利回り」市場

 

賃料水準が高い割に土地価格が比較的安価(または他の大都市より安価)であるため、不動産投資家にとっての利回りが非常に高い水準になっています。

  • 収益性の高さ:新潟市は、他の政令指定都市と比較しても賃貸アパートや一棟マンションの利回りが最高水準にあると指摘されています。投資家は、高い利回りを確保できるため、賃料を下げるインセンティブが働きにくいのです。

  • 供給のバランス:結果として、投資が活発になっても、需要(特に中心部)の強さと供給のバランスが取れており、賃料が高く維持されています。


 

⚖️ コラム:土地と賃料の「資本効率」

 

新潟市の状況は、不動産の価値が**「土地の価格」ではなく「その土地から生み出される収益(賃料)」**によって評価されていることを明確に示しています。

地方都市では、将来的な土地価格の上昇を見込んだ**「キャピタルゲイン(売却益)」よりも、毎月の安定した賃料収入を重視する「インカムゲイン(運用益)」**への期待が高まります。新潟市は、低い土地仕入れコストで高い賃料収入を得られる、資本効率が非常に良い市場なのです。

 

まとめ

 

新潟市の不動産市場の「ねじれ」は、**「都市の中心部への一極集中」**という地方都市の構造変化を映し出しています。市全体の地価は低くても、強い需要が集まるエリアの賃料は上昇し、それが投資収益性の高さを生み出している、非常に興味深い市場構造だと言えるでしょう。

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